スペイン サンセバスチャンでバル巡りする際のスペイン語オーダーメモ帳

サスケです。調子に乗ってスペインはサンセバスチャンエントリ第3弾です。前回、前々回のエントリはこちら。

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行き方も分かってオススメのバルも分かった。最後にオーダーどうするという問題が残っております。サンセバスチャンはスペインの、しかもバスク地方という田舎ですから。一大観光地として名を馳せているため大体のスタッフは英語ならちょっとは喋れるし、英語メニューもあって、時には日本語メニューまである店もあって、片言の日本語を操る定員さんなんかも中にはいるんですが、それでもお店にあるメニューの全部が英語メニューに載ってるかというとそうでもないしやはりある程度スペイン語を理解できたほうが、自分の食べたい物をより食べられるようになります。

というわけで今回はサンセバスチャンのバル巡りに役立つオーダーメモ集です。

のみもの編

まずは飲み物から。サンセバスチャン限定の飲み物から独自の頼み方まで。覚えて行けばファーストオーダーに困らないでしょう。

セルベッサ / Cerveza

ご存知ビールの事ですがセルベッサはビールを総称する言葉で、いわゆる生ビールは「カニャ」(Cana)と言います。さらにハシゴ酒文化のサンセバでは「スリート」(Zurito)と言うと、背の低い広口のコップに入ったビールが出てきます。いわゆる「生小」ですね。この言い方はバスク地方独特のようです。

セルベッサ・コン・リモン / Cerveza con limon

ビールをレモンスカッシュで割ったカクテルビール。言い方はカニャ・コン・リモンでも良いようです。アルコールとビールの苦味が薄まり、甘みもあるので非常に飲みやすいです。ビールが苦手な方、アルコールに弱い方にオススメ。色々と調べているとこれが好きな日本人が非常に多いですね。私も好きです。

日本ではビールをジンジャーエールで割る「シャンディガフ」がメジャーですが、あれよりこっちのほうが日本でも流行ると思います。私がお店やるとしたら絶対メニューに入れますね。

ティント・デ・ベラノ / Tinto de verano

「夏の赤ワイン」という意味のアンダルシア地方(スペイン南部)でよく飲まれる飲み物らしいです。実態はただの赤ワインのソーダ割。日本の若い女子共に飲ませれば間違いなく「なにこれおいしーい飲みやすーい」なんて言って飲むやつでしょう。

カリモッチョ / Calimocho

赤ワインをコカ・コーラで割ったもの。こちらはバスク地方発祥のカクテルとされているようです。若者に人気の飲み物。

チャコリ / Txacoli

バスク地方限定の発泡性白ワイン。すげー高い所から豪快に注ぐ店員さん。香り高くなるそうで。サンセバを訪れたら一度は注文して写真を撮るやつです。味は別に普通ですけど。ワイングラスではなく、コップで飲むのがサンセバ流。

サングリア / Sangria

日本人の大好きなあの甘いやつ。もはや説明不要ですね。

モスト / Mosto

ぶどうジュース。ワインを作る前にできる果汁を取ったものだそうで。なかなか濃い味です。アルコールが飲めない方にはこちらがサンセバらしくてオススメ。

のみもの編はこれくらいで。え?ワイン飲みたい人いるんですか?一応白ワインはビノブランコ(Vino blanco)、赤ワインはビノティント(Vino tinto)ですよ。

たべもの編

お次は食べ物編。これくらい知っておけばうまい物にありつけるかと思います。

フォアグラ / Foie(フォイエ)

有名なSan Telmoを始め、フォアグラを売りにしている店は多数あります。「Foie a la plancha(フォイエ・ア・ラ・プランチャ)」で「フォアグラの鉄板焼き」とでも言いましょうか。料理名は色々あると思いますが「Foie(フォイエ)」が分かれば大丈夫でしょう。

牛頬肉 / Carrilleras(カリジェラ)

こちらもサンセバスチャンを調べているとよく見かけます。牛頬肉は「Carrillera(カリジェラ)」と言うらしいですが、メニュー名としては「Carrilleras de ternera al vino tinto」子牛のほほ肉の赤ワイン煮(Ternera・テルネラは「子牛」の意)とかでしょうかね。

エビ / Gamba(ガンバ)

Googleで「スペイン語 エビ」で調べるとcamaron(カマロン)と出てきますが、camaronは一番小さいサイズのエビのこと。gamba(ガンバ)が芝エビサイズ、一応langostino(ランゴスティーノ)が車エビ、langosta(ランゴスタ)が伊勢エビサイズだそうです。普通の大人の我々が食べられるのは「芝エビサイズ」ぐらいまででしょうから、「gamba」を覚えておけばいいのではと。

有名なエビの串焼きは「Brocheta de Gamba」(Brocheta・ブロチェッタは「串」の意)です。

タコ / Pulpo(プルポ)

タコもグリルを売りにしている所が多いですね。「Pulpo a la parrilla」(parrilla・パリージャは「グリル」の意)でいいんかな?そんなメニュー名なのかは分かりませんが、「プルポ」と言えばその店のタコのメニューが出て来るはず。

リゾット / Risotto

これはそのままですので分かりやすいですね。

「Risotto de Puntalette de Idiazabal」プンタレッテ(米粒の形をしたパスタ)とイディアサバルチーズ(バスク地方の羊乳のチーズ)のリゾット、あたりが有名です。イカスミのリゾットは「Risotto con tinta de calamar」(tinta・ティンタは「インク」、calamar・カラマリは「イカ」の意)とかですかね。

カニ / Changurro(チャングロ)

蟹がチャングロというわけではなく、チャングロという蟹なんだと思います。多分。「Taltaleta de Changurro(チャングロ蟹のタルト)」というのが有名ですね。色的には蟹身とカニ味噌が使われているのではと思います。店によってはグラタンみたいなんもあります。

メントス / Pimentos

以前も紹介したスペインのししとう(青唐辛子)の素揚げ。メチャウマ。

もっと色々とありますがとりあえずこんなところで。

お粗末!

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