世界一周から帰ったら作りたいフォトブック

My photobook

ちょっとなんかアイキャッチの写真がアレですが。

日本に帰ってから引越し、仕事再開と慌ただしく過ごしていたらあっという間に5ヶ月ほどたってしまいました。久しぶりに記事を書こうとしたらMarkdown方式の書き方忘れてるわ、写真の差し込み方はうろ覚えだわ、困ったものです。

さて世界一周を終えて帰国してからやることは色々とありますが、中でもよく家族や友人に合った時に言われる「写真見せて」に対応するためのいい方法ってなんでしょうか。家族や友人にはたまにSNSにアップしたりしてましたがそんなに頻繁にやってたわけでもないのでどうしても日本に帰ってきて求められる部分ではあります。

デジタル化時代の難点

Picasa Increases Album Limit from 1,000 Albums to 10,000 Albums

一昔前の「写真は現像するもの」という時代であれば現像代の安い海外でプリントして現地のお土産用のアルバムでも買って写真を入れておき、日本に帰ってそれを見せる、という方法が主流だったのかなと思います。

基本的に写真は全てデジタル保存のこの時代、パソコンで見せるには操作がちょっとだるいし、スマホで見せるには少し小さい、タブレットでもあればちょうどよいのかもしれませんがそのために買うというのもちょっとなんか違う。あとデジタルで見せるには撮った写真の数が多すぎるんですよね。

家族や友人はどちらかというときれいな景色や見たことのない風景の写真を見たいのではなく、あくまで行ってきた当人たちが映っている写真が見たいのだという要望が強いです。素人の撮ったヘタクソな景色の写真なんか正直誰も興味持ってくれません。

普通に考えたらそりゃそのはずで、きれいな景色の写真を見たかったらほかのプロの写真みればいいわけですし。思い出もない・何もない知らない土地の写真見せられても面白くもなんともないでしょう。

となると全ての写真を見せる必要は全くなくて、ある程度自分たちが映っているものを選んで見せられればそれで満足してくれます。

フォトブックという選択肢

Photobook

そこでオススメな選択肢が今回の本題。

ネットで「フォトブック」と検索すればたくさん業者が出てきてます。フィルムメーカーから印刷屋からカメラ専門店まで色んなタイプの業者が参入しているのがこのフォトブック業界の面白い所。業者別の比較の詳しいやつは他に譲るとして、ざっくりと分けると以下のようになるのかなと。旅の思い出ということで100ページ以上の結構多めのボリュームで作成したらどのくらいの価格帯になるか、という目線でお送りします。

高品質路線

結婚式の思い出に頼んでもないのに売りつけられる1冊数万円もするハードカバーのフォトアルバムほどではないですが、それに似た価格帯が主力商品の業者さん。100ページ以上のものを作ろうと思ったら1冊で数万円します。画質には徹底的にこだわりたいお金がある富裕層向け。

MY BOOK

www.mybook.co.jp

フジフイルム

f-photobook.jp

中級路線

最も少ないページ数のもので数千円、100ページ超えあたりになると5千円~1万円以下というボリュームゾーンの業者さん。値段を抑えつつ画質もこだわりたい人向け。

PHOTOPRESSO

wpb.imagegateway.net

DreamPages

印刷のプロが作るDNPのフォトブック|DreamPages

PhotoRevo

フォトブックで思い出を「ストーリー」にして残そう|フォトレボ

格安路線

100ページ超えでも1冊1,000円以下という脅威のコストパフォーマンス!ある程度画質には目をつぶれる人向け。

しまうまプリント

www.n-pri.jp

私が選んだのはしまうまプリント。

144ページものでも1冊あたりの金額が1,000円以下という圧倒的コストパフォーマンス。どうせ素人の撮った写真なんだから、画質なんて気にしない。親や友達にちょっと見せるぐらいのものなら十分な感じの仕上がりです。

Googleフォトのフォトブック

2017年7月現在まだ日本では開始されてませんが、あのGoogleフォトがフォトブックを作ってくれるサービスが本国アメリカで開始されてます。旅の写真は基本的にGoogleフォトに入れてる人にとってはこれが開始されれば一番手っ取り早くてよいのではと。スマホで撮った写真なんかは自動的にGoogleフォトにアップされてる人が多いでしょうし、これが開始されたら既存の業者さんは危機的状況になるかもですね。

だいたいフォトブック作るのにGoogleフォトから直接選べない(一回パソコンにダウンロードしないと作成できない)って何よ。めんどくさいこと極まりない。

フォトブックの利点

まずデジタルにまだまだ慣れていない親世代が引くぐらい喜びます。デジタルで見せてた時はいまいちテンション低いなーって感じだったくせに。

ただデジタルのものだとついつい自分が撮って残した写真を全部見せたくなってしまうのが人情というもの。1年以上の旅の思い出をさらっと説明するにはやっぱりある程度まとまってないとダメなんだと思います。

旅行中にやっておくべきこと

やはりなるべく自分たちの写真を多く取っておきましょう。

セルフィー大好きな韓国人たちには「ちょっと何言ってるかわかんないんですけど」っていう話ですが、「セルフィースティックで自分たちを綺麗に撮るなんて恥ずかしくてとても」と思ってるような30代以上のノンセルフィーネイティブな日本人の方々におかれましては、「親や友達のため」という大義名分の元、風景の写真だけでなく自分たちの写真もたっぷり撮りながら旅をすることをおすすめいたします。

帰ってきてからのフォトブックを作る際の写真の選択肢が全然変わってくると思います。我々は1年間旅行して自分たち2人が映ってるような写真は数え切れる程度しかなく、なかなか困りました。

と言ってもセルフィースティックは世界中の路上販売者が売るグッズでサングラスと並ぶ超定番商品となっていることから分かるように、あれを使うことに抵抗感がある我々のような人種はもはや絶滅危惧種なのかもしれませんが。

旅の思い出話をする時はさらっと見れるフォトブックはほんとおすすめです。

お粗末!

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