ボリビア ラパスのおすすめグルメ・カフェ10選

サスケです。ボリビアと言えばすっかり有名になった「ウユニ塩湖」ですが、その前にほとんどの方はボリビアの・首都ラパスも立ち寄られるのではないでしょうか。実際ツアーや個人でやってきた日本人旅行者をたくさんお見かけしました。

さてそのラパスですが、すり鉢状の坂の多い街であること以外は、置いているお土産物も、おばば達の独特のファッションもほとんどペルーと変わりません。

が、ペルーのようにおしゃれでおいしいレストランがあるかというとそれは別の話。間違っても味音痴の外国人達が書いた口コミを独特の言い回しで翻訳したサイトなどを参考にして、ラパスで美味しいレストランを探そうなどとは考えてはいけません。見た目は同じでも、食文化は全く別物です。

ラパスでは普通の大人も黙ってその他大勢の皆様の意見に従い「けんちゃん」や「コリアタウン」でお高級ながらも親しみ慣れた和食や韓国料理に舌鼓を打ちつつ、一方で安いB級グルメを利用することで出費をならす、という過ごし方が懸命です。B級グルメに関してはあまり種類はないものの、悪くない味ですので今回はその辺をご紹介です。

(金額はBs.(ボリビアーノ)表記、2017年1月現在Bs.1=約16円)

B級グルメ

1.サルテーニャ

言わずと知れたボリビア国民のソウルフード。屋台でも、ちょっとしたファストフード店でもいただけます。朝限定のメニューと言われていますが、あまり人気のない露天商売の方はお昼ごろまで一生懸命「サルテニャサルテニャー」と大声を上げて売っておられるためすぐ見つかるでしょう。

ほんのり甘いクッキー生地の中にあるのは、温かい具材達(細切れカルネ(牛肉)とお得意のじゃがいも、クミン・オレガノなどの香辛料)、そして忘れてはならないのがたっぷりの汁(スープ)。その食べ方はあの「小籠包」を思わせ、数々の旅行者の舌を唸らせてきたのも納得がいきます。作り方も恐らくゼラチンを使った小籠包と同様の手法ではないかと思われます。

安いところだとBs.3程度、普通の所でBs.6程度でお召し上がりいただけます。生地は甘くないほうが個人的にはより美味しいのではと思いますがどの店でも甘いためそういうものと思うしかありません。

2.チーズパン

Pão de Queijo (Before)

(※画像はイメージです)

サルテーニャ同様数多くの旅行者が魅了されている一品。食してみたかったのですが、我々のラパス滞在が日曜祝日振替休日の変則的カレンダーと重なったことにより、人気のお店は残念ながら閉店ガラガラ。食べられておりません。

一度違うお店で食べてみましたが焼きたてではなったためか、中のチーズが固形状に。思ってたんと違う!

3.ハンバーガ

プラザマヨールから大通りを挟んで反対側あたりに夜になると5軒ぐらい連なって現れます。メニュー内容や値段はどこも完全に同じですので、どの店で食べても同じ物が食べらるというシステムはハンバーガーなだけにマクドナルド的。

ここではうすーいパンにこれまたうすーいハンバーグとサッと炒めた玉ねぎを挟むのが定番。通常Bs.5。他にもカルネ(うすーい牛肉)や卵を挟むバージョンもあり。違う場所では生スライスオニオンとなぜかポテトフライを挟んでくる所も。味は期待してはいけません。

4.サルチパパ

urubamba salchipapas

(※こんな感じではあります)

ハンバーガー屋台に必ずあるメニューのひとつ。みんな大好きパパ(じゃがいも)フリットの上にソーセージをスライスして焼いたものをどかっとのせた豪快な一品。マヨ・ケチャ・ピカンテソースをかけて召し上がれ。

サイドメニューのはずなのにメインのハンバーガーよりも高めの値段設定(Bs.8)という謎。

5.チョリパン

写真なし。うすーいハンバーグの代わりにチョリソーを挟んだハンバーガー。こちらはスライスした生のたまねぎ・トマトとピクルスなどを挟んでケチャ・マスタード・マヨ・ピカンテソースをお好みでかけて。ハンバーガーよりちょと高めのBs.8ぐらい。

ガッツリ感を求めるならハンバーガーよりこちらのほうがよいかと。

6.モツじゃが

名前わかりませぬ。そのままモツとじゃがいもの炒め物。モツはきちんと下処理されていて臭みは全くありませんが、同時に歯ごたえもありません。

味はほぼ塩味しかついていないので、用意してあるピカンテソースなどをかけて召し上がったほうがより美味しく召し上がれます。一皿Bs.5程度。

7.アンティクーチョ

ペルーにあるのとほぼ同じもの。ハツをタレに漬け込んで焼いた串刺しのやつですね。しかしボリビアは串焼きしたものをわざわざ外してお皿で食べるようです。

2軒の店が隣同士並んでいて、椅子のあるほうにしたらこのおばちゃんがヘッタクソでじゃがいも落とすわ、焼いた肉をソースにつけようとして全部ぶっこんでしまうわ、てんやわんやしてましたが、味は安定したものでした。1本Bs.8程度。

8.フルーツ・デ・エンサラータ

早い話がフルーツパフェ。プラザマヨールの北側にある巨大市場メルカドランザでいただける一品。

でかい器にこれでもか!というほどフルーツ・ヨーグルトソース・謎のゼリーをぶち込み、その上にアイスクリーム・生クリーム・ウェハースをのせてボリューム感を演出。実際かなりのボリュームなので二人でひとつシェアくらいでよいです。

上から食べていくわけですが、黒いソースはほぼ黒蜜。生クリームは意外にも甘すぎず。このあたりは次第点。アイスクリームは謎の色。ようやくメインのフルーツにたどり着くも、待ち構えているのはあまり甘くないフルーツ達で少々テンサゲ。よく考えたら高所で寒いですからね、ラパス。Bs.10~15ぐらい。

外国人向けカフェ

レストランは壊滅状態であるものの、カフェはまだ欧米人が経営しているものがあってそこそこイケます。と言っても数軒しかありませんが。

9.The Writer's Coffee

プラザムリリョ近くのその名の通り本屋併設のカフェ。おしゃれな空間はボリビアクオリティを遥かに凌駕しているため外国人がメインターゲット。基本的にはおいしいコーヒーを提供したいというコンセプトのお店のようで、フードはケーキぐらいしかありませんが、コーヒーはちゃんとうまいです。

ラテアートはとってもキレイめ。泡多め。ラテがBs.20と強気の値段設定ですが、雰囲気好きな外国人には人気のスポットであります。

www.thewriterscoffee.com

10.Cafe Del Mundo

お土産屋さんも多いサガルナガ通りにあるカフェ。あの口コミ情報サイトで高得点を叩き出していることもあり、いつも外国人でいっぱいですが、日本人はいない。オーナーはSwedishで店員さんも全員流暢な英語を使いこなします。その小さい入口の見た目とはウラハラに店内は3階まであって驚くほど広いです。

カフェとは言えこちらはフードメニューが充実しており、見た目は欧米クオリティのものが食べられるとあって昼時には大変混雑いたします。パンケーキ・フレンチトースト・サンドイッチ・ハンバーガー・サラダはBs.30~40くらい。飲み物はコーヒー類などBs.15~20程度と二人で行けば軽くBs.100ぐらいするお高級店。

ミントの代わりにイチゴのヘタをつけるこの技法。前述のとおりボリビアはフルーツがあまり甘くないこともあり味はイマイチな感じは否めませんが見た目はなかなかよいのでインスタ好きな方は是非どうぞ。

www.cafe-delmundo.com

さいごに

ラパスあるある。魔女通りのおばば達、魔女感全くなし。

お粗末!

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